運動器領域
インソールと運動療法を用いた足部・足関節の理学療法
園部 俊晴 氏
コンディション・ラボ 所長
運動と医学の出版社 代表取締役
【講演概要】 足部・足関節の痛みをその場で改善できる医療人はそれほど多くありません。しかし足部・足関節は、身体の土台であるため、その機能改善はとても重要だと多くのセラピストが感じているようです。その評価と理学療法は、組織学的な推論はもちろんのこと、動作分析も含め力学的推論の知識が必ず必要です。 今回は、インソールと運動療法を併用して足部・足関節をどのように臨床で「評価」「理学療法」するのかについて説明します。是非、ご参加下さい。
【セミナー内容】
足部・足関節の臨床推論とは
回内障害の評価と理学療法
背屈障害の評価と理学療法
底屈障害の評価と理学療法
【到達目標】
運動連鎖を通じ、足部・足関節のメカニカルストレスを理解する。
足部・足関節の評価と理学療法の流れを理解する。
仮説検証作業とは何かを理解する。
【参考映像】
動作分析
https://www.youtube.com/watch?v=M87-ydVIKhM
体幹機能
https://www.youtube.com/watch?v=mOFKm6c73zo
臨床映像(中枢)
臨床映像(外側偏位)
臨床映像(外傷・術後)
【受講者へのメッセージ】
私は臨床の楽しさを知ってほしいと思っています。そのため、明日からすぐに使える技術をふんだんに盛り込みます。結果が出れば、仕事は楽しくなります。結果がでれば、もっと学びたくなります。ぜひご参加ください。
【略歴】
足・膝・股関節・腰部など、整形外科領域の理学療法を専門としている一般からスポーツ選手まで幅広く支持され、Jリーグ、プロ野球、陸上、プロバスケットなどの一流アスリートや著名人などの理学療法も多く手掛ける。現在、自身の専門院は約1年待ち。身体の運動連鎖や歩行に関する研究および文献多数。「園部俊晴の臨床 膝関節」「リハビリの先生が教える 健康寿命を10年延ばすからだのつくり方」「医療従事者のための効果的な文章の書き方」など著書多数。新聞、雑誌、テレビなどのメディアにも多く取り上げられる。病態と力学を融合した理学療法概念は、専門家からの評価も高く全国各地で講演活動を行い、2020年のYouTubeライブセミナーでは、医師、理学療法士など1000人の医療人が参加。また、医療の現場に役立つ書籍を数多く残していきたいという思いから、臨床を主軸にしながら運動と医学の出版社の代表取締役も勤める。
平成3年 関東労災病院リハビリテーション科勤務 同年より入谷誠の師事のもと足底板療法を学ぶ 以後、関東労災病院で26年間勤務
平成18年 秩父宮スポーツ医科学賞奨励賞
平成29年3月 26年間勤務した関東労災病院を退職
平成29年4月 コンディション・ラボ(インソールとからだコンディショニング専門院)を起業する。同時に㈱運動と医学の出版社 代表取締役社長に就任。
現在 臨床家のための運動器研究会 代表理事 株式会社 運動と医学の出版社 代表取締役社長